令和3年度長崎県中総体

令和3年7月25日(日)長崎県立総合体育館において県中総体が行われました。

本校剣道部からは男女団体と男子個人に2名、佐世保市代表として出場しました。

結果は残念ながら男女団体ともに予選リーグ敗退。個人戦も2年の岡が初戦を突破したのみでした。

直前の4連休も練習試合や稽古に費やし、それなりの手ごたえを得たうえでの出場だっただけにとても悔しいものとなりました。

ただ、練習試合などで共に剣を交えてきた県北の仲間たちが個人で入賞を果たしてくれたことはとてもうれしいニュースとなりました。

予選リーグで福江と青雲と対戦。初戦の両校の対決は引き分け。福江戦はリードされて大将戦を迎えます。大将はこれまで3年生1人で頑張ってきた水田、先に一本を取られるも、2本取返し、次の試合をチームが勝利を納めたら予選突破の状況までひっくり返してくれました。続く青雲戦は相手の序盤のリードを挽回することができず、副将戦終わった時点で決勝トーナメント進出の可能性は消えてしまいましたが、大将として最後まで果敢に攻めていました。キャプテンとしてチームを引っ張るだけでなく、大将としても立派な活躍を見せてくれました。

一時は現高1の西野と水田2人だけという状態となり、部の存続も危ぶまれましたが、中2の加入でもとの活気を取り戻そうとしています。これも少ない人数ながらも頑張ってきた水田の功績がとても大きいといえます。高校剣道界での更なる活躍を期待します。

残された後輩たちですが、1・2年の若いチームだけにこれからの頑張りしだいではどうとでも変わることができるはずです。新たなスタートを切りたいと思います。

当日は早朝からの集合となりました。どこで聞きつけたのか高3の西川が激励に来てくれました。

会場ではこれまで何度となく公式戦で戦ってきたS中から個人戦に出場したF野選手からも試合直前に激励をしてもらっていたようです。

今回の会場が広かったこともあってか、保護者の方々の応援も一部認められていました。長崎市内での開催にも関わらずたくさんの保護者の方々が応援に駆けつけてくださいました。

試合の結果もですが、そうやって皆さんに応援してもらえるチームとなることを一つの目標としています。特に女子は1人を除いては皆中学から剣道を始めた生徒たちです。伸びしろはたくさんあるはずです。

次は感謝の気持ちを勝利に変えることができるように、まずは11月に行われる市の新人戦を確実に勝ち上がっていきたいと思います。そして県新人戦、一年後の県中総体につなげて行きたいと思っています。

たくさんの応援ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。