平成28年度長崎県高校新人戦2日目の結果

すでに新聞や剣道連盟のHPでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、県新人戦2日目の本校剣道部の結果です。

男子団体
 予選リーグ 対海星     2-2(3-2 本数勝ち) 
 2次リーグ  対五島     3-0(5-0)
           対諫早     2-2(4-3 本数勝ち)
 準決勝    対島原中央 1-1(2-1 本数勝ち)
 決勝      対島原     1-2(2-3)       準優勝

女子団体
 予選リーグ 対長崎日大 0-1(0-2)

おかげさまで男子は6月の高総体に続き、2位となることができました。夏冬連続の九州大会団体出場、特に九州選抜においては3大会連続の団体での出場権を得たことになります。(個人を含めると4大会連続)

勝戦、準決勝では2本勝ちを収め、チームの勝利に大きく貢献した先鋒の小瀬が決勝でも思い切った試合をし、個人2位の選手と引き分け、次鋒西田が一本負けを許すも、中堅1年西川が先に一本を取られながら、二本取り返し、五分のスコアに戻します。副将1年の遠山も上段の個人戦チャンピオン相手に臆することなく引き分け、勝数、本数ともにまったく五分の状況で大将戦を迎えました。

大将の大島は昨日の個人戦でベスト8入り、団体戦でも上記の結果をご覧になるとお分かりかと思いますが、何度となく大将戦をしのいできました。
しかも前日、島原の大将とは個人戦でベスト8をかけて戦い、そこでは延長でツキを決め、勝利していただけに、「団体も!」と期待し、送り出しましたが、そうは簡単に全国トップレベルの島原は許してくれませんでした。逆に先制を許してしまいます。その後積極的に取り返しにいくも、一本を奪うことができず、時間切れ。惜しくも敗れました。

このチームは北中時代に県新人戦で優勝したメンバーに、高校となって北高に入ってきてくれた1年生とで編成しています。高校の新人戦で1位になることはならなかったものの、高校でも決勝の舞台に上がることができたのは、彼らの今までの頑張りが報われる結果となったと思います。

決勝進出までの道のりも決して楽ではありませんでした。それぞれのミスをお互いでカバーしあい、粘り強く戦うことができました。それぞれの試合でヒーローが生まれました。特に西田は2次リーグ、2戦連続の2本勝ちを上げ、チームの勝利に大きく貢献してくれました。

初戦も厳しい戦いとなりました。中堅戦を終えて0-2(本数1-3)。絶体絶命で迎えた副将戦でしたが、遠山が2本勝ちを収め、大将につなぎました。大将も一本勝ちを収め、僅差の勝負をものにしました。
全体的に派手な勝ち方はできませんが、今まで一本差など厳しい勝負をものにしてきた佐北の持ち前の粘り強い戦い方はこのメンバーにも引き継がれているようです。

女子団体
3位となった長崎日大と対戦。結果1人足りない次鋒の2本負けが試合を決めました。お互いに一本も許すことなく、0-1(本数0-2)で敗れました。もしフルメンバーで出場することができていたら、そう考えると、前日も4-0で快勝していただけにとても悔しい結果となりました。

今大会、男子団体準優勝、個人でも大島、藤田がベスト8入りという結果を収め、2月11日より沖縄で行われる九州選抜に出場を決めました。

しかし、本校の試合結果だけでなく、他校の試合も団体戦の大半の試合が取得本数が勝負を占う展開だっただけに、1月の全国選抜予選は「次こそはうちも」と他のチームも強い気持ちで臨んでくるものと思います。

今後の稽古でしっかりと地力をつけ、他校の追い上げをしっかりと退け、特に今年度に限っては2チームの参加となる全国選抜への出場権を勝ち得たいと思います。

連日長崎へ日帰りで応援に来てくださった保護者の皆様、選手のサポートをしてくれた部員のみんな、そして日頃から本校剣道部の活動を応援して下さっているOBの先輩方、関係の方々には本当に感謝しています。みんなで勝ち取った準優勝だと思います。

今後は12月の地区の学年別選手権、そして1月の全国選抜予選、2月の九州選抜と試合が続きます。

練習試合でも年末年始もいろいろな学校にお世話になる予定です。
 
男女ともに一戦一戦確実に勝ち上がっていくことができるように、更なる精進に励みます。今後とも応援よろしくお願いします。