今の自分にできること

久しぶりの更新となりました。

新型コロナウイルス感染拡大予防のため、全国公立の小中高の学校が休校となり、自ずと部活動も中止となっています。

残念ながら3月から春休みにかけて行われる各種大会・錬成会も中止という連絡も入ってきています。

部員達と顔を合わせる機会もないので、保護者会を通じて私の今の想いをまとめたものを届けていただきました。合わせて一人一人と電話することができるように手配させてもらいました。

おかげさまで、部員みんなの元気な声を聞くことができました。一安心したところです。

電話を通じて、この状況はどこの学校も同じ。今できることをしっかりやっていこうということを伝えさせてもらいました。

今できることをやっていくという意味では私にも同じことが言えます。

昨日行われた佐世保市剣道協会の理事会において、学校剣道連盟の佐世保の理事として、県北の中高剣道部の現況報告をさせていただきました。この10年で中高共に出場校が半減していること、中学・高校入学を機に剣道を始めようとする生徒の数が激減していること、剣道人口減少に歯止めをかけるために今年の1月からお手伝いさせていただいている中学校の錬成会の様子、今後更なる普及・発展に向けてどのように進めていくか、話をさせていただきました。

市内の各道場の指導者でもあられる理事の先生方です。もともと危機感を持っていただいていたようですが、現状をお伝えすることで、協会としても改めてご協力をいただけるとのことでした。

中でも、月1回の錬成会を今後も継続すること、更に中学、高校から剣道を始めた生徒達対象のベーシックコース(初級コース)を設定し、高校や中学の専門の先生が指導する機会を確保するということを、中学校や小学校の保護者の方々を通じて、これから剣道を始めてみようと思っている子どもたち、またそのご家族の方にお伝えいただくということをお願いしました。

今後改めてアナウンスをしていくことなると思いますが、道場の保護者の方から、また中・高の新学期に行われる部活動紹介などを通じて、ぜひお伝えいただいたらと思います。

県北地区の普及事業を進めるにあたっては、まだまだいろいろと課題はあるかと思います。

今私が取り組むべき、とても重要なことだと思い、できることから一つずつ、そしてたくさんの方々のお力をお借りしながら、推し進めていきたいと思います。

ご協力の程、どうぞよろしくお願いします。