第2回「北高戦」全九州北高剣道錬成大会

2020年2月24日、第2回「北高戦」全九州北高剣道錬成大会が佐賀市富士小学校体育館にて行われました。

2回目となる九州内の北高が集うこの大会、昨日の錬成会から今日の本戦まで、佐賀市の富士小学校にて行われました。

今回は宮崎北、熊本北、佐賀北佐世保北の4校で個人、団体戦が繰り広げられました。

個人は各校の部員全員(男子37名、女子21名)が出場しました。この時期に全員が試合に出場できる機会は本当に有り難いものです。

試合時間は3分3本勝負、勝負が決しない場合は2分の延長ののち、それでも決着がつかない場合は「判定」という試合方法で行われました。(決勝のみ4分、勝負が決するまで)

本校の入賞者は以下のとおりです。
女子個人 優勝 平川(2年) 3位 西川(1年)

団体は男子7人制、女子は5人制のフリーオーダーで行われました。
4校のリーグ戦で、試合時間4分3本勝負、勝負が決しない場合は引き分け。団体戦における順位は、チーム勝ち点、勝者数、取得本数の順で決定。

結果は男子団体で準優勝、3連勝した女子は優勝を果たしました。

今大会を通じて、個人・団体の試合内容から男女それぞれ各1名に最優秀選手を選出するという中で、女子の部において個人、団体ともすべての試合に勝利した平川が受賞しました。(賞品は地元佐賀の真島武道具より提供された北高戦と彫り込んであるとても立派な鍔でした)

最優秀監督賞というものもあり、おかげさまで私が受賞させていただいました。(賞品は地元佐賀の光武酒造の北斗の拳とコラボした芋焼酎でした)北高戦にちなんだ粋な賞品を頂戴しました。

開会式からすべてにおいて公式戦と変わらぬ緊張感のもと行われました。審判も主審は本大会に関わる高段者によるもので、副審は選手が務めました。生徒たちは緊張の面持ちで責任をもって取り組んでくれました。
特に男子団体は一本を争う白熱した試合ばかりで、これから春の大会を迎えるあたってのよい前哨戦となったと思います。

最後はみんなで記念撮影。これまたいい思い出になるものと思います。

準備から運営まで多大なご尽力をいただきました佐賀北高校の先生方、保護者会の皆様、本当にお世話になりました。
また遠方よりおいでいただいた宮崎北、熊本北の皆様もありがとうございました。

九州内の北高が集う大会。競技力向上だけでなく、お互いの親睦を図る機会となりました。今回の経験を糧に、各県の大会を勝ち上がり、上位大会でまた試合ができることを願っています。

あわせて、このような取り組み(〇〇高戦など、既存の大会のみならず、それぞれのカテゴリー別で集うような大会)がいろいろなところで広がっていくことを願っています。