佐世保北錬成会

昨日(12月2日)本校八幡体育館において、中学校対象の錬成会を行いました。

例年、県新人戦の前には県北地区の本戦出場校をお誘いし、練習試合を行っていました。

今回はちょうど高校生が試験中ということで、体育館が空いていました。急ではあったのですが本戦出場校だけでなく、佐世保市内の学校を中心に声をかけさせていただきました。連絡が遅くなったにも関わらず、たくさんお集まりいただき、駐車場として開放した中庭が保護者の方々の車で一杯になるくらいの多くの人数で錬成会を開催することができました。

実際は各校なかなかメンバーが5人揃うところがないようでしたので、混成チームを作成し、男子7チーム、女子6チームでリーグ戦を行いました。

翌週に新人戦を控えていることもあり、緊張感のある試合が随所で行われていました。

女子は1リーグ終わった時点で、混成チームのメンバーをさらにシャッフルして次のリーグを行いました。ランダムに組むことで、日頃は敵として試合で争う相手がチームメイトになります。各校人数が少ない中でそれぞれ剣道を頑張っている仲間として、お互いコミュニケーションを積極的にとって、応援の声かけもしながら一生懸命試合を頑張っていました。

最後は私たち指導者と高校生が元に立って、地稽古を行いました。

それぞれしっかりとした剣道で、良いところで技も出ており、これからの活躍が期待される選手ばかりでした。県大会での活躍が楽しみです。

錬成会を開催するにあたり、たくさんの方々にご協力をいただきました。

ラインテープや審判旗、ストップウォッチなど試合に必要なものは佐世保市中体連剣道競技専門部の尾崎先生や山口先生にご準備いただきました。

西海学園の部員にも協力をいただきました。各試合場の主審をすべて努めてくれました。
本校の高校生も前日の会場設営、トイレ清掃などに協力してくれました。

駐車場の誘導など中学剣道部の保護者の方々にもお手伝いいただきました。

本錬成会での成果が来週、地元佐世保で行われる県新人戦で発揮されること、一つでも多く県北のチームが勝ち上がることができるよう、心から願っています。

また機会があったら、各校に声かけを行って、次回は試合のみならず、部員相互の親睦を深めること、少ない人数だとなかなかできない稽古をみんなで取り組むことなど、県北地区で剣道を行う生徒達が高校でも続けてくれることができるような取り組みを定期的に行っていくことができればと思っています。
それこそ次は各チームに春に入部してくるであろう小学校6年生にも声をかけてもらって、またたくさんのメンバーで稽古することができたらと思います。

昨日参加いただいた生徒の皆さん、保護者の方々本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。