令和2年度佐世保地区学年別選手権

 

令和21220日、県立武道館において令和2年度佐世保地区学年別選手権が行われました。

 

本校剣道部関係の結果です(入賞関係)

2年女子 優勝 西川

1年男子 優勝 山口

2年男子 3位 坂本

1年男子 3位 丸田

 

今年最後の公式戦ということで、みんなよく頑張っていました。特に西川は地区新人戦の個人優勝に続いての2冠を達成しました。(高2時の女子での2冠は私が佐北に赴任してから初めてです。3年が引退してからは団体に出場できていない中、同じ2年の藤澤と共によく頑張ってきた成果が出ました。)

 

今年度から佐世保地区の高体連の剣道専門部として、私が大会などのお世話をすることになりました。

 

以前本ブログでもお伝えしたとおり、県北地区の中高の部員が激減しています。(学年別の参加人数を10年前と比較すると、全体で100名近く減少していました。)今年、少しでも普及につながるよう、他地区と同じように学年別から中学生にも参加してもらうことを予定していました。

 

しかし、コロナ禍ということもあり、特に今回も高校の保護者の方々の観覧も控えてもらうこともあって、高校のみの実施となりました。

 

高校だけでやるならばということで、地区の先生方に相談し、特に佐世保地区は離島の学校が多く加盟していること、チームが組めない人数で日頃稽古している学校も多いことから、試合の後に親睦も含めた錬成会を実施しました。従来は2パートで開催していた試合を3パートで行うことで、午後からは錬成会に移ることができました。(審判の先生方のご協力のおかげです)

 

もちろん、感染症対策をしっかり行いながら実施しました。(生徒の皆さんの協力にも助けられました)

 

日頃試合する経験が少ない生徒達はもちろん、今回の試合で不完全燃焼に終わった生徒が「ここぞ」とばかりに意欲的に試合に取り組んでいました。

 

試合後、選手同士がお互いに笑顔でお礼を伝え合う姿をみて、やってみてよかったと思った次第です。

 

こうやって従来にはない取り組みをどんどん行いながら、剣道人口の減少に歯止めをかけていく必要があることを実感しました。  

 

今大会に関わっていただいた全ての方々に感謝し、来年以降の各種大会が無事に行われることを願います。ありがとうございました。