令和2年度長崎県高等学校選抜剣道大会長崎県予選大会

令和2年度長崎県高等学校選抜剣道大会長崎県予選大会が、コロナウイルス感染拡大予防に努めながら、令和3年1月17日佐世保市東部スポーツ広場体育館にて無観客で行われました。

 

本校は男子団体に第7シードとして出場しました。結果は以下のとおりです。

 

2回戦 

1回戦で佐世保南に勝利した大村と対戦

一進一退の攻防が続き、勝負は代表戦にもつれました。前回の県新人戦で個人ベスト8入りを果たしている相手大将との戦い。

坂本が延長で勝利し、ベスト8入りを果たしました。

 

準々決勝 

2シードの長崎南山と対戦

この試合から登場の先鋒中村は先に一本奪います。もう一本と出たところでしたが、そこをうまく返されて引き分け、次鋒が前の試合に貴重な一勝をあげた田中が序盤から五分の試合をするも一瞬の隙を狙われ一本負け。中堅は1年生同士の対決でしたが、経験上回る相手に苦しい戦いとなり、2本奪われます。

0−2の一歩の引けない状況の中、副将の植田は気迫溢れる試合を見せ一本勝ち。大将に繋ぎます。

2本勝ちで代表という展開。果敢に取り返しにかかるも、少し足が止まったところを逆に面に乗られ、1本先取されてしまいます。その時点でチームの負けは決まってしまいましたが、大将戦だけは勝って終わるとばかりに、その後一本を取り返し、さらにと勝負をかけたところでしたが、相手の技の方が一瞬早く、そこで勝負あり。結果1−3(本数36)で敗れ、準決勝進出はなりませんでした。

 

南山はその後も勝ち上がり、決勝で島原に敗れるも県新人戦に続き2位となりました。

 

副将の植田は佐世保北中出身、中学から剣道を始めた生徒です。決勝を戦う相手に中学から始めた生徒が勝つことができたのは大きな自信となったものと思います。

 

昨年の選抜予選から3大会連続シード入り。春季戦では第6シードとして戦うことになります。

 

今大会は東部スポーツ広場体育館での実施ということで、佐世保地区の先生方や生徒達に前日の設営から当日の係員、試合後の撤去まで協力いただきました。

 

湯茶の準備など、接待として本校の保護者会にもお手伝いいただきました。

 

たくさんの方々の協力の中、無事に大会を終えることができました。同じ県北のシード校として出場した西海が男女共に3位、鹿町工業、佐北もベスト8を死守。佐世保地区の他校の生徒達も頑張っていました。地元から大きなパワーをもらった感じです。

 

残念ながら今回九州選抜出場を決めることができていません。振り返ると、個人、団体を含め実に7年連続で出場していました。試合がなくなってしまったこの時期に、何をやるべきなのか今一度見直して、次の春季戦に向けて力をつけていきたいと思います。

 

本大会に際し、多大なお力添えをいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。