令和3年度佐世保市中総体剣道競技

今年度になって初の更新です。

令和3年度佐世保市中総体剣道競技が6月12日(土)県立武道館で行われました。

佐世保北中剣道部の結果をお伝えします。(入賞関係)

男子団体   
2連覇を目指して臨んだ男子団体でしたが、惜しくも決勝で敗れました。
2回戦 対江迎 4(7)―0(0)
準決勝 対中里 3(4)―1(2)
決 勝 対佐々 2(4)―3(5) 2位

女子団体
北中開設以来初の女子団体優勝を果たしました。
準決勝  対三川内 4(7)―0(0)
決 勝  対佐々  2(4)―2(3) 

男子個人3位(水田・岡)
女子個人3位(高橋) 
男女団体、男子個人において7月25日に長崎県立総合体育館にて行われる県中総体への出場を決めました。

コロナ禍ということもあり、団体は男女同時の進行でした。女子の監督席には5月中旬より教育実習生として母校に帰ってきていた大島先輩に座ってもらいました。彼が中2の時に北中が団体初優勝を果たしたことを思い返しました。これも何かの縁なのかもしれません。

3年生は大将を務めた水田のみという若いチームだけに、ここからの成長が期待できそうです。
特に女子は3大会連続で個人3位の結果を収めた高橋をのぞいては、中学校から剣道を始めた選手です。手前味噌ではありますが、この1年間での成長は目まぐるしいものがあります。

これもひとえに中高一貫校として活動していく中で、手取り足取り指導をしてくれる高校生、常日頃よりご協力いただいている学校の先生方、OBの先輩方、保護者の方々、皆さんのおかげです。
特に先週の高総体で大活躍をした植田は、北中から剣道を始めた生徒で、後輩たちの面倒を本当によく見てくれていました。プレーの面でもよき見本となってくれていました。
他の高校生も朝から中学生の試合の準備の確認やお見送りまで、応援に行けない分できることを一生懸命やってくれました。

ここ何年か前は部員不足に悩まされ、先述の水田は1つ上の西野と2人での北中剣道部の活動を余儀なくされ、このまま後輩が入ってこなかったら・・・非常に厳しい状況に追い込まれていました。

そんな中、現中2が入学、経験者の男子3人、女子1人に加え、中学から剣道を始めたいと男子1名、女子3名(年度末に更に1人が追加)が来てくれて、一気にかつての賑わいを取り戻しました。(その勧誘を中心となってしてくれたのはコロナで春季戦が中止となった高校生でした。彼らが力を貸してくれたことも大きかったように思えます)

今年度は中1に経験者2名、中学で始めた2人を新入部員として迎えました。

これも水田が1人でも我慢して頑張ってきた甲斐がありました。後輩たちの指導もしながら自分の剣にも磨きをかけ、団体・個人共に県大会出場を決めました。決勝も勝負こそついていましたが、気迫十分の攻めで2本勝ち。大将戦までもつれていたら結果も変わっていたかもしれません。

県大会では佐世保市の代表として、今回戦ってきた他校の選手たちの想いを胸に精一杯戦ってきたいと思います。

感染症対策を講じながらの大会運営、私も本年度より高校の運営側に立っていることもあり、その大変さは身に染みています。こうして剣道ができる、試合ができるだけもありがたいということを忘れないようにしないといけません。本当にお疲れ様でした。

中総体ということもあったのかもしれませんが、各校新入生を迎え、団体が組めるようになったチームも多くありました。剣道人口の減少が言われる中、このままたくさんの人数で佐世保の代表を競っていくことができたらと思った次第です。普及・強化についても感染状況をみながら、また学剣連側からもお声掛けをさせてもらえたらと思います。

更新が随分と滞ってしまい、申し訳ありませんでした。生徒たちの頑張りに負けないよう頑張っていきます。

今後とも佐北剣道部の応援をよろしくお願いします。ありがとうございました。