令和2年度地区新人戦の結果

令和2年度佐世保地区高等学校新人体育大会剣道競技が10月18日(日)県立武道館で行われました。

コロナ感染予防の対策を行いつつの開催。無観客ではありましたが、高校としては1月の選抜予選以来の公式戦
ということで、大会ができる喜びを感じながらの試合ではなかったかと思います。

本校剣道部の結果です。(入賞関係)

男子個人
優勝 坂本

女子個人
優勝 西川

男子団体
準優勝

2連覇中の女子団体は残念ながらチームを組むことができず、出場できませんでした。

第1シードとして出場した西川は危なげない試合で優勝。昨年の県新人戦で3年の平川が勝ち取った県大会の8シードに入ることができました。プレッシャーがかかった中での
試合だったと思いますが、見事に跳ねのけました。


2回戦で西川と決勝を戦った西海の森選手と対戦した藤澤は、序盤からいい機会で技を繰り出していましたが、惜しくも敗れました。女子2人でコツコツと頑張って稽古してきた成果を
見せてくれました。

男子個人、2年で主将の坂本は落ち着いた試合ぶりで優勝を決めました。3年ぶりに男女アベックで個人優勝を果たすことができました。


団体の決勝は、一本リードされた状態での大将戦となりました。大将は個人優勝を果たした坂本。相手の大将は昨年度の学年別の個人チャンピオン。準決勝も大将戦をものにして勝ち上がってきました。

先に一本を許し、もはやここまでかと思いましたが、そんな心配を吹き飛ばす怒涛の2本連取で、試合をひっくり返し、代表戦としました。

代表戦も大将同士。延長が長く続き、坂本が思い切って前に出たところをうまく余されて面を奪われ勝負あり。団体との2冠を果たすことはできませんでした。

初戦からどの試合も僅差の勝負が続き、苦しい展開ではありましたが、佐北持ち前のチームでつなぐ、粘り強さで決勝進出を果たすことができました。

県新人戦は11月7、8日、諫早市森山町スポーツ交流館で行われます。

私事ではありますが、今年度から佐世保地区の高体連の剣道専門委員となり、大会運営を中心となってすることとなりました。

慣れない仕事で、県北の先生方に助けていただきながら、何とか無事に試合を終えることができました。本当にありがとうございました。

専門委員という立場となり、この場を借りて一つお知らせしたいことがあります。

以前本ブログで県北地区の中高の部員の減少が進んでいることをお伝えしていましたが、改めて本大会で実感させられました。

かつて県の上位を戦っていた県北の伝統校からのエントリーがなかったり、出場するも個人戦だけであったり、何より離島の学校が複数在籍する本地区において、団体戦に出場できた離島の学校は1校しかありませんでした。

競技人口の減少はどの競技でも同じことが言えるものの、このまま黙って指をくわえて見ているわけにはいかないと思ったところでした。

以前行っていた中高の錬成会も、少しずつ、感染対策を行いつつ行っていこうと考えています。

高校の県新人戦と同じ日に、中学校の市の新人戦も行われます。これからも試合が無事に行われていくことを願う次第です。

今後とも佐北剣道部、どうぞよろしくお願いします。