平成29年度全国選抜長崎県予選の結果

平成30年1月20、21日に川棚町勤労者体育センターで行われた平成29年度全国選抜長崎県予選の本校剣道部の試合結果をお伝えします。

詳細は長崎県剣道連盟のHPにUPされています。

今大会はフリーオーダー制ということで、それぞれがポジションを変えながら戦うことができます。

女子団体
1回戦 対 上五島高校 2-2(本数負け)
女子は今回も3人での出場。先鋒戦、県新人個人3位の増山は順当に2本勝ち。中堅酒井は惜しい技を繰り出すも一本を奪えず引き分け、大将が2本をとって代表戦という厳しい展開となりました。橋口は開始早々に一本を奪い、もう一本というところでしたが、最後まであと一本をとることができず、結局一本勝ちで終わり、チームは惜しくも本数負けとなりました。

男子団体 
1回戦は県新人戦の2次リーグで対戦した長崎南山高校でした。長崎地区新人戦の団体優勝校、12月に行われた学年別でも1・2年ともに個人優勝者を出しています。初戦からとても厳しい戦いとなることが予想されました。

先鋒2年の西川が奪った一本をなんとか大将までつなげます。大将は1年の大島、相手は長崎地区の個人チャンピオン。先に一本を奪われるも、最後まであきらめずに攻め続け、時間あと残りわずかいうところで一本奪い返し、そのまま引き分け。結果1-0(2-1)でなんとか勝つことができました。

2回戦は長崎工業。次鋒に1年の塚本を抜擢、その期待に見事応え2本勝ちを上げ勢いをつけてくれました。チームも5-0(10-1)で勝利。準々決勝進出を決めました。

2日目、ベスト4入りをかけた試合、相手は長崎西高校でした。今度は次鋒に入った西川が2本を連取。その1勝をチームで守り切り勝利。昨年に続き決勝リーグ進出を決めました。

決勝リーグに進出したのは、県新人戦でのベスト4のチームでした。結果は下記のとおりです。(試合順)
対 島原    2-3(本数2-4) 負け
対 西陵    2-2(本数2-2) 引き分け
対 長崎日大  3-2(本数5-4) 勝ち

結果は3位、全国選抜出場はなりませんでした。今回も2校に出場権があり、また昨年も出場を逃がしていただけに「今年こそ」と満を持して挑んだ大会でしたが。

3戦目を終え、先に2勝を挙げた島原高校が西陵高校にそのまま勝っていれば、西陵とうちが1勝1敗1分けで並び、勝数、取得本数で佐北が2位となったかもしれない状況となりました。しかし、県新人優勝の西陵が島原に勝利。2勝1分けで西陵が優勝、2勝1敗の島原が2位となりました。

結果こそ3位でしたが、優勝した西陵とは引き分け、勝者数は2位の島原と同数、取得本数は優勝校をうわまわっていただけに大変悔やしい結果となりました。

優秀選手に2年の針尾が選出されました。今大会負けなし、決勝リーグでは2勝1分け。安定した戦いぶりを見せてくれました。
優秀選手こそなりませんでしたが、西陵戦では大将に入った2年の遠山がリードされて状況で迎えた場面で貴重な一本を奪い、勝負を五分に戻しました。それぞれが要所要所で自分の役割を果たしてくれたことは大きな成長だと思います。

昨年のブログを振り返ると、そこにはこう書いていました。「あの一本を守り切ることができれば」、「あそこでもう一本奪うことができていたら」明るい材料はあったものの、今回も残念ながら同じような振り返りとなってしまいました。試合全般においてまだまだ厳しいところを乗り切る力が不足していたのだと思います。

ここで立ち止まってしまうわけにはいきません。本日2年ぶりの参加となる、3月末に秋田で行われる魁星旗の申し込みを済ませました。

今回の悔しさをバネに、また一から稽古に励み、まずは2月の九州選抜、魁星旗、そして練習試合を重ね、4月の春季戦で大きく成長した佐北の姿を見せることができたらと思います。

今回も連日、日帰りで保護者の方々、部員が応援に足を運んでいただきました。OBの先輩方、卒業生の保護者の方々、佐北剣道部を支えてくださる方々からもたくさんの応援をいただきました。試合結果もずいぶんと気にしてくださったようです。本当にありがとうございました。

これからもチーム一丸となって取り組んでいきたいと思います。

今後とも応援の程よろしくお願いします。