平成29年度九州選抜の結果

平成30年2月10、11日に北九州で行われた平成29年度九州選抜の本校の試合結果をお伝えします。

女子個人
1年増山が出場、初戦から長崎県3位の意地を見せ、翌日の団体で3位となった龍谷高校の合瀬選手相手に延長で面を奪い、2回戦進出を果たしました。

次の相手は宮崎県チャンピオン池田選手(日章学園)。序盤からお互いいい場面で技が出るものの、有効打とならず、この試合も延長となります。最後足が止まったところを引き胴を奪われ、敗退。伸び伸びと、そして自分の力を発揮していただけに惜しい戦いとなりました。

男子個人
1年大島が出場、初戦は福岡県2位、同じ学年の藤島選手(福岡常葉)との対戦。中学時代九州大会で対戦し、その時は延長で敗れた相手でした。玉竜旗もお互い1年生ながら10人抜きを果たしています。リベンジを果たすべく、序盤から積極的に攻めかかります。さすが強豪福岡を2位で突破してきているだけあって簡単には一本を奪えず延長へ。しばらくたって、いい場面で大島の突きが出ます。一本にははならなかったものの、そのまま面に渡り一本。初戦突破しました。

2回戦、相手は鹿児島県3位の大田選手(伊集院)。中心の効いた攻めの強い選手。この試合も延長となりましたが、ここも面を奪いベスト8をかけ、次の試合を迎えます。

3回戦、大分県チャンピオン明豊高校(大分)の不動の大将中尾選手と対戦。この試合も延長戦にもつれます。長身で懐も深く、なかなか攻め崩せません。ここぞと捨て切って跳んだところでしたがうまく返されて敗退。準々決勝進出はなりませんでした。中尾選手はそのまま勝ち上がり3位入賞を果たしました。

1年生らしい勢いのある試合ぶり、翌日の団体戦にもうまくつなぐことができたのではないでしょうか。

男子団体予選リーグ
対 鹿児島商業(鹿児島県)1(1)―1(1) 引き分け
対 興南沖縄県)      4(4)―3(3) 勝ち
対 高千穂(宮崎県)      2(4)―1(4) 負け
結果 1勝1敗1分け リーグ3位  

1日目、強豪鹿商相手に先行されるもなんとか中堅西川が一本奪い返し引き分け。沖縄県1位の興南戦では前3人が敗れるという絶体絶命の状態から怒涛の4連勝で逆転勝ち。1勝1分けで2日目を迎えます。

2日目、相手は昨年のインターハイ優勝校の高千穂高校。お互い1勝1分け、どちらか勝った学校が決勝トーナメント進出を果たす状況。

先鋒この試合からの出場となった1年塚本が引き分け、いい流れを作ってくれました。続く次鋒は1本負けしたものの、三将まであとはすべて引き分け、昨日の個人戦でベスト16入りを果たした副将の大島につなぎます。同じ1年生、中学時代個人で全国入賞を果たした相手でしたが怒涛の攻めを見せ2本勝ち。1勝1敗ながら本数で1本リードしている状態で大将戦を迎えました。

相手にしてみれば引き分けでは負けという場面、大将は果敢な攻めを見せ先に一本を奪われてしまいます。昨日の興南戦、逆転勝利の立役者となった佐北の大将遠山も負けじと、一本を取り返し五分に戻します。このまま凌ぎ切ればチームは勝ち、念願の決勝リーグに上がれるという場面でしたが、相手の猛攻、残り10秒に差し掛かるところで捨てきった相手の技が遠山を捉え一本。逆転負けとなりました。
昨日2引き分けの鹿児島商業は続いて行われた興南戦で大差の勝利。結果高千穂が1位、鹿商が2位。佐北は3位で終わりました。

前回の全国選抜予選の時もあと一本に泣きました。今回もあと少しということろでした。

その「あと○○」というのが近いようで遠いというのはここまで嫌というほど経験してきています。

生徒たちは学年最後の考査の時間割発表がすでに行われているため、今日から稽古休みとなります。

しばらく剣道から離れることになりますが、この悔しさを忘れることなく、学習はもちろん、トレーニング、試合の振り返りに取り組んでほしいものです。

保護者の方々も連日、たくさん応援に来てくださいました。観客席からの応援本当に心強かったです。

先生方にも出場にあたってたくさんの応援をいただきました。

会場には私の高校時代の先輩、ライバル校の後輩も顔を出してくれました。ブログも読んでくれているようで、うれしい限りです。

本当にありがとうございました。

この経験を糧にして、来る魁星旗、春季戦、そして高2にとっては最後の高総体に向けて、稽古に励んでいきたいと思います。

今後ともご支援のほどよろしくお願いします。