平成29年度宮崎県武道館旗

久しぶりの更新となりました。

平成29年10月8日(日)宮崎県武道館において第16回宮崎県武道館旗争奪高等学校剣道競技大会が行われました。

今年の九州各県の高総体の成績上位4校に参加資格が与えられている本大会、3年連続の出場となりました。

試合はまず4校で予選リーグを行い、上位2校が決勝トーナメントに進出します。(本大会はフリーオーダーでメンバー変更は自由となっています)

初戦は新メンバーとなって各種大会で活躍している敬徳(佐賀)と対戦。先鋒引き分け、次鋒、中盤に伸びのある面を奪い先制します。中堅、副将、大将は相手の反撃を許さず、結果1-0で勝利、幸先のよいスタートを切ることができました。

2試合目、前年度優勝の筑紫台(福岡)と対戦。先鋒1本勝ち、次鋒、初戦同様先制するも、一本返されます。そこでひるむことなく、思い切った技で奪い返し、2勝とリードします。中堅は引き分け。副将は後のない相手が取り返しにかかるところを逆に2本奪い、副将の時点で勝負を決めました。大将はそのまま引き分け。結果3-0で勝利しました。

3試合目、地元宮崎、昨年のインターハイ出場校、鵬翔と対戦。先鋒引き分け。次鋒は選手変更しましたが、見事に2本を奪い、後ろにつなげます。中堅、副将と続けて2本を奪い、結果3-0で勝利。全勝で予選を1位で通過しました。

決勝トーナメント、先の玉竜旗、2年生主体のメンバーで3位となった東福岡との対戦となりました。厳しい戦いになることが予想されました。先鋒、次鋒は引き分け。中堅が中盤に貴重な一本を奪い、先に一勝を挙げます。相手の大将は2年生ながら個人でインターハイに出場した選手。副将戦で何とか勝負を決めたいところでした。序盤から激しい打ち合い、試合中盤、面を奪います。立て続けにもう一本奪い、勝ちを決めました。大将戦もチームの勢いのまま、立ち向かい2本を連取、結果3-0で強豪東福岡を倒すことができました。

決勝トーナメント2回戦(準々決勝)、相手は地元宮崎日大。勢いがあり、その勢いに飲まれないようにと
心して臨みましたが、中堅終わった時点で0-2(本数0-3)とリードを許してしまいます。副将が最低でも一本を奪わないとその時点で勝負がついてしまいます。本大会初戦を引き分けた以外は3試合ともに2本勝ちを収めている副将が気迫の攻めを見せ、ここでも2本を奪い、大将へ繋げました。大将が1本勝ちで代表、2本勝ちで逆転という場面、しかしここも相手の勢いに押されてしまったのか、自分の試合をすることができず、逆に2本を奪われ、結果1-3で敗退、ベスト8で終わりました。

予選リーグより、それぞれがしっかりと個々の役割を果たし、粘り強く戦っていただけに非常に悔やまれる準々決勝となりました。

しかし、各県の強豪校を相手に、思い切った自分達の試合をすることができたこと、3年連続で予選1位通過は新チームとして大きな自信につながるのではないかと思います。

この反省をもとに、週末に行われる地区の新人戦に万全の状態で臨みたいと思います。地区新人戦のシードは1つのみです。チーム一丸となって優勝を果たし、自分達が獲った第4シードに県新人戦でも入ることができるように頑張りたいと思います。

当日は早朝より保護者の方々が乗り合わせて宮崎まで応援に駆けつけてくださいました。選手には大きな力になったものと思います。ありがとうございました。

また、今後ともご支援の程よろしくお願いします。

7日(土)には中学生が佐世保市民体育祭に出場しました。その結果はまた後日改めて行います。