平成30年度長崎県高等学校総合体育大会剣道競技最終日の結果

すでに新聞や長崎県剣道連盟のHPでご存知の方も多いかと思いますが、佐世保北剣道部の平成30年度長崎県高総体最終日の結果を報告します。

男子団体
6年連続で2次リーグ進出を果たした本校。相手は鎮西学院、長崎南山。厳しい戦いとなることが予想されましたが、自分たちの剣道をすることができ、5-0、3-1で勝つことができ、準決勝進出を決めました。

準決勝の相手は県大会すべての試合で対戦することとなった全国屈指の強豪島原。

県新人戦では二次リーグで対戦し引き分け。その時はチームの勝ち数により、うちが準決勝に進出しました。
選抜予選は先に2勝するも逆転負け。
春季戦でも1ー2で敗退。すべて大将戦までもつれながらも、勝つことができず、いつも私達の行く手を阻まれてきました。

今大会での佐北は予選リーグで松尾杯2位の長崎東、二次リーグでは春季戦2位の長崎南山という強豪校と対戦するなど、非常に苦しい組み合わせをなんとか勝ち上がり、準決勝進出を果たしただけに、今度こそ勝利をと挑みました。

先鋒2年の山領、ここをなんとか取りたいところ。延長で1本を奪い先行します。

続く次鋒の3年の遠山、南山戦では先鋒が敗れ、嫌なムードになっていたところを一本奪い返し、勝利に導くなど、次鋒としていい流れをつくってきました。いわば両校のポイントゲッター同士の対戦となりました。
序盤に1本を奪われ、取り返そうと突きに出たところをうまく小手に合わされ、よもやの2本負けを喫します。

中堅戦、3年の針尾、ここまで負けなし。立ち上がり小手を奪い、再びリード。しかし、相手の猛攻をしのぐことができず取り返されます。勝負となったところでもう一本返しにいったところを相手は逃さずに一本奪取。さらなるリードを許してしまいました。

副将3年の西川、ここまで全勝。ここで1本でも奪うことができたら大将戦までつながるという場面。6分間積極果敢に攻めかかるも、相手から一本を奪うことができず引き分け。この時点でチームの負けが決まりました。
大将は2年の大島。個人戦で敗れ、そのまま優勝した相手との再戦となりました。一矢報いようと攻め続けれるも引き分け。結局1-2で敗れ、またもやインターハイへの道は閉ざされました。

最終日、校長先生をはじめ、多くの先生方、OBの先輩、保護者の方々等応援にきてくださいました。

応援の部員もいつも以上に選手のサポートを一生懸命頑張ってくれました。
何より試合に出ることができなかった3年生が中心となって、選手が試合に集中できる環境を作ってくれていました。

昨年度のチームが県内の大会すべてベスト4以上入りを果たしてきただけに、スタートの時点から高いハードルが課せられていました。

結果、このチームも県新人戦から高総体まですべての大会でベスト4入りを果たすことができました。混戦模様の今年度の長崎県において、四大会のうちにすべてベスト4入りしたのは佐世保北だけだったように思います。この成果に対し、3年生をはじめとする部員みんなを心からたたえたいと思います。

次は今週末の市中総体です。中学生も高総体を応援し随分と影響を受けているようです。何より日々一緒に稽古している県3位の先輩たちに続けと、きっと頑張ってくれるものと思います。
団体3連覇がかかる試合となります。残りの日々をしっかりと仕上げていきたいと思います。

この場を借りて今回の高総体にあたり、応援していただいた方々、そして本校剣道部に関わっていただいた方々に心より感謝するとともに、これからも変わらぬご支援をいただきますよう、どうぞよろしくお願いします。

ありがとうございました。