遅くなりました。昨日行われた高総体最終日の結果です。
男子団体、決勝トーナメント１回戦、ベスト１６をかけて、昨年度の県新人戦・全国選抜予選・そして春季戦ですべての試合でベスト４に入っている第４シードの大村工業と対戦しました。
明らかに格上の相手に対しても、先鋒福田（２年）、次鋒宮木（１年）が物怖じすることなく、序盤からいい動きでそれがうまく攻めにつながり、幸先よくそれぞれ１本勝ちを収めることができました。
中堅戦、予選で見事な活躍をみせた酒井（３年）は惜しくも敗れました。
副将戦、中村（２年）から代わった山領（２年）が上段からの気迫の攻めで、延長で小手抜き面を奪い、大将戦を待たずしてシード校に勝利することができました。
目標としていたベスト８進出を果たすことができました。ただ選手には「ここで気を緩めることなく、もう一つ勝つという強い気持ちで」と激を飛ばしました。
準々決勝、シード校で、私の母校である長崎東と対戦しました。
先の試合の勢いのまま、先鋒福田が立ち上がりに見事な面を決めました。そのまま逃げ切れるかと思いましたが、そう甘くはありません。逆に２本返され、先制を許します。
次鋒、そして中堅酒井から代わった柴山（２年）も、共に果敢に取り返しにかかりますが引き分け。
副将戦、先ほど、勝負を決めた山領が惜しい技を繰り出すものの、一本にはならず、これも引き分け。
勝数は０－１、本数は１－２の状態で、大将戦となりました。
佐北の大将は１年生ながら持ち前の勝負強さと、高い身体能力で大将の座を射止めた吉永。長崎東の大将は国体強化指定を受け、高総体・県新人戦共に個人ベスト８の七條選手。
序盤から、激しい攻防となり、互いに有効打が出ないまま、中盤に差し掛かります。先に吉永が中間で相手に竹刀を巻き落とされ、反則１回となります。
試合再開、積極果敢に一本を奪いにかかります。途中ライン際で吉永の足が止まったところを相手に押し崩され、場外に出てしまい、反則２回、相手に１本を与えることになりました。
時間はあまり残っておらず、惜しくも１本負け。
結果０－２で敗れ、ベスト８という結果で本大会を終えました。
ベスト４をかけて戦ったうちのメンバーは１・２年生。いい経験をさせてもらえました。きっとこの悔しさを、新体制となってから晴らしてくれるものと思います。
別に試合に出ていない１年生が４人います。３年引退後も１年が６人、２年が４人の１０人でレギュラーの座を奪い合うこととなります。
こうやって佐北剣道部の環境が整っていっているのも、ひとえに保護者の方々、OBの先輩方をはじめとする彼ら部員を支えてくださる方々のおかげだと思っています。
今回、久しぶりの団体ベスト８というニュースを届けることができたことをうれしく思うと共に、これからももっともっと頑張っていくぞという気持ちになっています。
高校生の今回の活躍を日々一緒に稽古している中学生が自分の事のように喜んでおり、今週末に控えた中総体にもつなげてくれるものと思います。
また週末に中学生がいい結果をお伝えできるように頑張っていきたいと思います。
この期間、佐北剣道部を応援してくださったすべての方々にこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いします。
最後の高総体となった高３の２人については、また改めてUPしたいと思います。本当によく頑張ってくれました。お疲れ様でした。
