平成29年度玉竜旗最終日の結果

報告が遅くなりました、すでに新聞、Facebookなどでご存知かと思いますが、玉竜旗最終日の結果をお伝えします。

5回戦 都城東(宮崎)と対戦、相手は今年の高総体2位、3月の全国選抜にも出場したシード校です。
先日10人を果たした先鋒大島がこの日も思い切った試合をし、4人を抜き去ります。相手の大将は先の九州大会個人戦でベスト8にも入った好選手、惜しくも敗れました。
続く次鋒針尾は大将の猛攻をしのぎ、引き分け。6回戦進出を果たしました。

6回戦 東海大札幌(北海道)と対戦、シード校で今年度インターハイ出場校、全国選抜もベスト8、全国に名を轟かす名門校です。 

先鋒同士、序盤から激しい打ち合いを展開、中盤大島が面に出たところ、相手は胴に返しました。判定は相手の胴。取り返しにかかりますが、一本を返すことができず、先行を許します。
次鋒は相手先鋒から一本を奪い返し、スコアを五分に戻します。

相手の次鋒は前の試合、強豪国士館相手に2人抜きを果たした選手、次鋒、中堅西川まで抜かれてしまいます。

副将1年生の山領は先に一本を取られるも、終盤に巻き返し、胴を奪い返して、引き分け。

大将遠山と相手中堅の対戦となります。相手は北海道個人チャンピオン、物怖じすることなく、序盤から気迫あふれる攻めを見せ、小手を二本連取、相手副将を引き出します。

相手副将は今大会の優秀選手に選ばれた選手、遠山が一本を奪いに面に出るところに相手も面、相手に旗三本、先に一本を許してしまいます。最後まで取り返すことができず、敗退。

チームはベスト32で本大会を終えることとなりました。

その後相手は次の試合も勝ちあがり、ベスト8となりました。

新チームでの出場ながら、最終日まで残ることができたことは、これからにつながるものになったと思います。

特に大将遠山は全国クラスの選手を相手に、好試合をすることができたことは自信になったのではないかと思います。

西川の甲府商業戦の戦いぶりも見事でした。針尾も先鋒が敗れた後のカバーを完璧にしてくれました。
山領も東海大札幌戦、相手の流れを断ち切ってくれました。

先鋒大島は1年生ながら連日、玉竜旗の醍醐味である抜き勝負において、連日、5人、5人、4人抜きを果たすなど、チームの切り込み隊長としての役割を果たしてくれました。

新聞にも取り上げていただいたようで、大変ありがたく思っています。

今回、最終日に長崎県のチームが5校残りました。島原がベスト16、島原中央、西陵、日大、佐北がベスト32。それ以外の学校もシード校を倒すなどとても頑張っていたと思います。チームによっては1・2年生が主力というところも多く、これからが勝負だと思っています。

期間中、たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございました。

この結果に満足することなく、より高い意識をもって稽古に励んでいきたいと思います。

これからも佐北剣道部をよろしくお願いします。

今回Facebookにおいて、佐世保北高校剣道部のページより情報を発信させていただきました。たくさんの方々にご覧いただいたようで感謝しています。その中にはおそらく佐北剣道部のOBの先輩ではないかという方もいらっしゃいました。もしよろしければ、今後も定期のお知らせもできるかと思いますので、メッセージなどいただければありがたいです。合わせてよろしくお願いします。