県新人戦

昨日、長崎市三和町体育館において中学校の県新人戦が行われました。

佐北からは主将の山本が個人戦に出場しました。

試合には私の車に乗って、主力組が応援に駆けつけました。学校には6時前に集合。朝早くでしたが、保護者の方々の協力もあって、定刻前に揃って出発することができました。

個人戦の結果です。

1回戦延長戦になるも、最後まで集中力を切らすことなく、伸びのある面を奪い、2回戦へ進出を果たしました。まずは晴れの一勝を上げることができました。

2回戦、その後も勝ち上がり、3位となった大村の選手と対戦しました。中盤、山本が小手、相手が面とほぼ同時のタイミングで技が出て、判定はどっちだという場面。審判の旗2本は相手の面へ。先制を許します。その後懸命に取り返しにかかるも最後まで一本奪うことができず、敗退。動きもよく、落ち着いて試合に臨むことができていただけに惜しい結果となりました。

本人に試合後話をしたことは、打ったか打たれたかという微妙な場面であっても、そこは勝負の世界、「自分の技が一本」だと、しっかり決めていくことが大切ということを伝えました。

結果は覆ることはなくとも、相手に与える印象が大きく変わってきます。それだけ1本を競うことについてもっと貪欲な姿勢を見せることが必要なのではないでしょうか。

団体戦には、惜しくも市の予選で敗れたため、出場できませんでした。

その分、ビデオに他校の試合を収めるなど、今後につながる試合観戦ができたと思います。

男子団体で優勝を果たしたのは、同じ県立の中高一貫校諫早付属中学校でした。

彼らは学業との両立を果たしながら、試合でもきっちり結果を残しました。

さすがに北中の面々も、この結果には焦りを覚えたようです。

2位は先週、共に練習試合、稽古をした生月中が見事入賞を果たしました。県北から上位進出したチームが出たことに喜びを感じると共に、これまた「負けるもんか」という気持ちも一層強くなったことと思います。

帰りの車中でもいろいろなことを話し合い、一層モチベーションが高まったことと思います。

そういった意味では大変実りのある県新人戦になりました。

あとは今の気持ちをどれだけ今後も継続して、さらに実践していくかということではないかと思います。

この冬が勝負です。まずは、日ごろ限られた時間しか稽古できないだけに、通常より稽古時間が確保できる冬休みを有効活用すると共に、稽古前や家でのプラスαの努力もぜひ重ねてほしいものと思います。

「稽古で泣いて、試合で笑え」というような言葉があります。厳しい稽古になるかと思いますが、それを乗り切った先にきっと新たに見えてくるものがあります。部員一丸となってこの冬の稽古に立ち向かってくれるものと信じています。

この冬の佐北剣道部の頑張りに御期待ください。

早速、今週末、22日(土)、平戸市の中部中が本校に来てくださいます。現在近隣の学校に声をかけているところです。

県大会を見て学んだことを早速実践していきたいと思っています。