平成27年度長崎県高総体剣道競技の結果

諫早市中央体育館で行われた平成27年度長崎県高総体佐北剣道部の結果です。
個人
 男子 吉 永(3年) 第3位 (九州大会出場)
    瀬戸口(2年) ベスト16
    宮 木(3年) 3回戦敗退
    上 野(2年) 2回戦敗退 
 女子 橋 爪(2年) 3回戦敗退
        増 山(1年) 3回戦敗退
    西 川(1年) 3回戦敗退
    山 西(2年) 2回戦敗退
 
団体
 男子 予選リーグ
  vs大村工業 3-1 勝利
  vs長崎東  1-1(本数 2-1) 勝利
                       一次リーグ突破
 女子 予選リーグ  
  vs島原商業 3-1 勝利
vs長崎北  0-1 敗退
                     予選リーグ敗退
 
個人戦では3年で大将の吉永が、高1の県新人戦以来の3位入賞、九州大会出場の切符を獲得しました。組み合わせも厳しいパートに入っており、長時間の試合も多くありましたが、最後まで粘り強く戦ってくれました。
 
喜ぶべきことは全員が初戦突破できたことでしょう。それぞれが日々の稽古が自身の力になっていることを実感することができたのではないでしょうか。勝たせていただいた相手が国体の強化指定選手であったり、有力校の中心選手であったり、組み合わせだけで勝ったのではなく、運もあったと思いますが、地力で勝ちをもぎ取ることができました。
 
団体戦 女子は島原商業戦はスコア的には3-1となっていますが、大将戦を勝ってからのものです。2-1で迎えたものの、今回初めて大将に入った山西が先に一本相手に許しながら、二本取り返しました。

対長崎北戦(第4シード校)では中堅戦で奪われた一本が決勝打となり、0-1(本数0-1)で惜しくも敗れました。
うちは3年生不在、1.2年の若いチームです。来年こそはと女子部員達はきっと頑張ってくれるものと信じています。
 
男子は大村工業、長崎東との3校リーグ。第3シードとうちはなっていますが、両校とも伝統があり、また近年も入賞を果たしているだけに厳しい戦いになることが十分予想されていました。

長崎東と大村工業は引き分け。2戦目は大村工業対佐北。勝負は先鋒宮尾の試合が勝敗を大きく左右することになったのではないかと思っています。気迫のこもった試合で2本連取。次鋒、中堅も連取し、結果3-1で勝利することができました。

続く長崎東戦、我が母校でもあり、昨年、一昨年とこの高総体で敗れた学校でもあります。簡単に勝たせてくれるわけはありません。ただシード校の意地、勝負に対する執念を生徒達は見せてくれて、1-1(本数2-1)で勝ち。一次リーグ突破を決めました。
2次リーグは対馬、島原中央との対戦。
対馬と島原中央は引き分け
対馬戦は2-1で佐北の勝利。
チームとして引き分ければ2次リーグ突破も可能な状態でしたが、気迫に勝る島原中央に0-3で敗れ、ベスト4進出は叶いませんでした。
 
団体戦では2年生3人という女子同様若いチームで、その勢いと甘さに勝敗を大きく左右されました。ただ来年につながる貴重な経験になったはずです。この悔しさを来年必ず晴らしてほしいと思います。

3年生はとても気持ちの入った試合をしてくれました。2次リーグの2戦目、宮尾から宮木に変わりました。相手は県新人戦で個人3位になった実力者でしたが、終始先をかけて、優勢に試合を進めることができていたと思います。まさに勝ちに等しい引き分けでした。

宮尾は2次リーグの1試合目も切れのいい技をどんどん出してチームに勢いをつけてくれました。初戦の戦いがうちの課題であっただけに、いい流れを作ってチームの勝利に貢献してくれました。高3になってから随分伸びてくれました。

吉永は前述のとおり。入学当初より大黒柱としてチームを引っ張ってくれました。
代休日となる9日(火)は中高で9時より稽古。高3にとって一区切りとなります。後輩達と剣を交え、またその思いを言葉で伝えてくれるものと思います。

今回も毎日早朝より佐世保から応援に多くの保護者の方々、そして剣道部員が来てくれました。会場にも校長先生を始め、先生方、先輩方、佐北剣道部の関係者方がたくさん応援に来てくださいました。

また試合に際して差し入れもたくさんいただきました。本当にありがたい限りです。

大変長い文章となりました。大会の詳細は長崎県剣道連盟のHPにUPされています。

平成28年度の高総体に向けて、気持ち新たに頑張っていきます。今後ともご支援のほどよろしくお願いします。ありがとうございました。