令和2年度佐世保市中総体剣道競技の結果

随分久しぶりの更新となりました。

新型コロナウイルス感染予防のため、高総体をはじめ、玉竜旗などの各種大会が中止となる中、令和2年7月25日(土)佐世保市中総体剣道競技が県立武道館において
感染拡大予防に十分な対策のもと行われました。

本来ならば6月に開催されるところですが、あの時期はまだそれどころではありませんでした。こうして開催していただいただけでもありがたい限りです。

観客の制限はもちろん、試合運営方法についても変更がある中、無事に大会は終わりました。熱中症も心配な時期でしたが、空調も入り、生徒は万全の状態で試合をすることができたのではないかと思います。

これもひとえに運営にあたられた佐世保市中体連剣道競技の先生方をはじめとする多くの方々のご協力のおかげだと思います。

特にこの年代の中学生に対しては、県北地区の剣道の普及のため、結局2回だけとなってしまいましたが、高校の先生方の協力もいただきながら錬成会を行ってきました。休校期間があって、剣道から離れてしまった生徒もいるのではないかと心配していました。
そうした中、竹刀を置くことなく、それぞれが限られた環境の中だったとは思いますが、この大会に向けて稽古を重ねてきたのであろう姿を見せてくれたこと、とてもうれしく思いました。ぜひ高校でも竹刀を握ってほしいものです。

本校の結果は、男子団体において3年ぶり、5度目となる優勝を果たすことができました。

昨年は部員不足に悩まされ、団体戦に出場すらできませんでした。この春に新入生がたくさん入部してくれたこともあって、晴れてエントリーすることができました。少ないながらも伝統の灯を消してはならないと頑張ってきた3年西野、2年水田の努力のたまものです。

嬉しいことに今年は女子の新入生が4人入ってきたこともあり、女子団体にも出場することができました。そのうち3人は中学から剣道を始めた生徒です。

今回は7月開催ということもあって試合を経験することができました。試合することができただけでも大きな収穫です。これまで佐北で中学から剣道を始めた生徒は経験者と変わらないくらいの力をつけてきました。きっとこれから彼女達も男子に負けじと頑張ってくれるものと思います。

個人戦の結果です。

女子個人で1年生ながら髙橋が3位、男子個人で3年西野がベスト8、男子オープン戦は佐北の1年同士で決勝を争い、岡が優勝、川野が準優勝を収めることができました。

常日頃より共に稽古をしている高校生はもちろん、練習試合でお世話になった学校、何よりこれまで彼らをご指導いただいた道場の先生方のおかげだと思います。

3年生の西野以外は男女とも新人戦に出場することができます。今回の結果がまぐれだと言われることがないように、この夏からしっかり稽古を積んで、秋からの大会を迎えたいと思います。

高校生も後輩たちの活躍を喜んでくれており、「次は自分たちの番だ!」と一層稽古に励んでいます。

今後とも佐北剣道部をご支援いただきますようよろしくお願いします。