白龍旗の結果

第14回白龍旗争奪中学生選抜剣道大会が平成28年2月20日(土)、21日(日)、菊池市総合体育館で行われました。

我が佐世保北中は男子団体で2年ぶりに出場を果たしました。

私は20日(土)、佐世保北剣友会(OB会)の新年会に参加させていただくため、21日(日)のみの引率となりました。【OB会の模様はまた後日、ブログで紹介させていただきます】

20日(土)の予選リーグ、各県4位のチームとの対戦。初めての九州大会となる者が多い我がチームは、なかなか自分達本来の力を出すことができなかったようで、チームとして1勝も上げることができませんでした。
ただ、リーグ後の申し合わせでは、2勝を上げ、なんとかブロックトーナメントでの予選突破できるよう、気持ち新たに21日(日)を迎えました。

ブロックトーナメントの相手は1位リーグ3位の大分中(大分県)と、6位リーグ2位の宮崎中(宮崎県)でした。

初戦は宮崎中。先鋒引き分け、次鋒が先に一本許すも、終盤に取り返し、引き分け。中堅につなぎました。中堅は得意の引き技で一本勝ち。副将戦昨年4月に剣道を始めたとは思えない、堂々とした試合っぷりで2本勝ちを収め、チームの勝ちを決めました。続く大将も1本を奪い、3-0(本数5-1)で予選まず1勝を上げました。

2試合目の大分中は県で優勝しているチームだけに苦戦が予想されました。先鋒は2本負けしたものの、続く次鋒は2本奪い返し、五分で中堅戦を迎えることができました。中堅もいい勝負をしていましたが、経験に勝る相手にうまく打ち終わりなどを捉えられ2本負け。厳しい展開となりました。勝負のかかった場面、副将は先に一本を奪われましたが、積極的に取り返しにかかりました。途中、佐北側に旗一本上がる場面もあり、もしその面が一本だったら・・結局取り返すことができず、一本負け。チームの負けが決まりました。大将は先手を許すも、取り返し、もう一本取りにいきましたが、うまくあわされてもう1本奪われ敗退。 

結果としてみると1-4のスコアとなっていますが、初戦は 勝利することができましたし、前日のリーグ戦で一勝もできなかったチームと思えない試合内容ではなかったかと思います。

子ども達はくやしさからか、その後チームで話をした後、それぞれ涙を流したようでした。この負けはきっとこれからにつながるはずです。

幸いにも、我がチームは3月の神埼市長旗にも出場させてもらいます。2年前も白龍旗の敗戦から、必死に稽古に励み、本戦こそ結果につなげることができませんでしたが、予選リーグでは9勝1敗という好成績を収めました。そして佐世保市中総体を制しました。

そのときの中学生は今高1となって、先週九州大会に出場し、次なる大会に向け、日々の稽古を頑張っています。(九州大会の会場も菊池でした)

彼らの実体験に基づいた話も耳にすることができるかと思います。ここでも中高一貫のよさを実感することができそうです。

うちはこれからのチームです。今回の経験は、彼らをきっと大きく成長させてくれるはずです。それに、男子5人とぎりぎりの人数ですが、今大会を通じて、同じ釜の飯をいただき、共に行動をする中で、チーム力を一層高めることができたようです。

遠方にも関わらず、保護者の方々に応援に来ていただきました。
大会出場にあたり、佐世保市内を始め、県北地区の指導者の方、また保護者の方々からも応援をいただきました。ありがとうございました。

気持ち新たに、次の神埼市長旗、そして市の中総体、県の中総体に向け頑張っていきたいと思います。

今後とも応援よろしくお願いします。