第46回全国中学校剣道大会の結果

平成28年8月19日(金)から長野県長野市真島総合スポーツアリーナホワイトリング)で行われている全国中学校剣道大会の結果です。

通称ホワイトリング、1998年長野オリンピックの際のフィギュアスケートの会場とのことです。とても立派な会場で、柱には五輪のマークがついていました。ちょうどリオオリンピックで盛り上がっている今日の日に、かつてオリンピックが行われた会場で試合ができるということに感動を覚えた次第でした。

試合は男子個人に中3の大島が出場しました。

1回戦、山梨県1位の駒井選手(玉穂中)と対戦しました。

相手は先の関東大会では個人ベスト8入り、団体でもチームの大将として全中出場を果たしている選手です。

各県を代表する選手なので一戦一戦が勝負だということを肝に銘じて臨みました。

立ち上がりから、得意技を繰り出していきます。いいところで技は出ていましたが、惜しくも一本にはなりません。そのうち面を決めに行ったところをうまく場外に出されてしまいます。

ただそこはうまく気持ちを立て直し、攻防の中で先に小手を奪います。

二本目、ここが勝負の分かれ道になったのかもしれません。再び打ち合いとなり、たたみかけて取りにいったところを面に乗り返され、勝負。

そのあとは長い試合となりました。お互いに一進一退が続き、そろそろ水入りかというところ、最後に面を打って足が少し止まったところを相手はうまく余し、そのあとの小手を奪われ、逆転負け。初戦敗退となりました。

全国という舞台でもいつもどおりの剣道ができていました。調子は上向きになっており、また先に一本を取っていただけに悔やまれる結果となりました。

一番悔しいのは本人ではないかと思います。きっとこの悔しさをバネに、次なる高校のステージで頑張ってくれるものと思います。

全中出場に際し、剣道部保護者会有志一同より記念の袴をいただいたのをはじめ、たくさんの方々からお餞別や激励をいただきました。

多くの応援をいただいたおかげで、今回敗れはしましたが、精一杯の試合することができたのではないかと思います。

実は初めてづくしのこの大会、県を代表して出場する全国大会に監督として参加するのは私自身初めての経験でした。

北中生としても、全中に出場するのは今回が初めてだったようです。これから佐北は学業のみならず、部活動も、さらなる両立を果たして一層頑張ってくれるものと思います。

今回中学校の部においても先日の九州大会、そして全中に出場させてもらったことで、たくさんの勉強をさせていただきました。県代表として全国の舞台で戦うことができたというこの貴重な経験を今後中高剣道部の指導にうまく活かしていけたらと思います。

応援誠にありがとうございました。また今後とも佐北剣道部をよろしくお願いします。