高総体3日目 男子団体の結果

遅くなりました。高総体 佐世保北男子の最終日の試合内容です。

2次リーグからのスタート。2分の延長が一回入ることとなります。
初戦は長崎北と対戦。
先鋒 延長で負け
次鋒 引き分け
中堅 延長で勝ち
1-1の状況で副将戦となります。
副将柴山が会心の返し胴を決めて2-1でリードし、大将につなぎます。
大将吉永は落ち着いた戦いぶりで、取り返しに来る相手に対し、逆に面に乗り返し、1本勝ち。チームは3-1で勝利。

2戦目は長崎東と対戦
昨年の高総体でも敗れ、春の大会でも本数差で負け、何としても勝ちたいところです。
勝てば念願のベスト4進出が決まります。
先鋒 よもやの2本負け
次鋒 引き分け
中堅 1本負け
非常に厳しい状況に立たされます。ただ副将柴山がここでも気迫を見せ、胴を奪い、1-2(本数1-3)で大将につなぎました。
大将が2本とって代表という展開。必死に攻め立てますが、1本奪うことができず引き分け。チームの負けが決まりました。

結果ベスト8。
昨年の高総体から守ってきたベスト8を5大会連続でキープすることはできたもの、その上を目標に頑張ってきただけに悔しい結果となりました。

ただ女子と揃ってベスト8入り。3年生を中心によく頑張ってきました。そのうち男子3人は北中出身の生徒。
高校の部員が少なかっただけに、まずは中学からと、力を入れ始めた時の代です。

高校になってからは男子1名、女子2名を迎え、少しずつ増えてきたことを実感できました。

彼らの頑張りがあり、翌年は北中からの部員はいなかったものの、他の中学出身者が5名入部し、俄然にぎやかになりました。

現在、高3を含めて、高校16名、女子7名の大所帯となっています。そういった意味でもその基礎を築いたのが、この67回生のメンバーです。

昨日は高総体が終わったということで、一区切り、高3の追い出し稽古を行ないました。

高総体という大きな肩の荷が下りて、のびのびと、力をつけてきた後輩達の相手をしてくれていました。

稽古終了後は、1人1言。在校生から始まり、最後は高3の生徒が3年間、長い子で6年間の思い出や、今の思いの丈を話してくれました。

聞いていてうれしかったのが、3年生が高校生はもちろん、中学生の1人1人の姿を常日頃からよく見ていてくれていたこと。「最近は踏みこみが強くなった」「あの技のキレがよくなった」など個に応じたアドバイスをしてくれていました。また、耳障りのいい言葉だけでなく、「ここはこう頑張らないといけない」などその子のことを思った言葉かけもあり、それはそれでいい刺激になったのではないかと思います。

これだけ頑張ってきた子たちです。受験の厳しさにもきっと真っ向から立ち向かい、それぞれが目指すところに向けて、勉強に励んでくれるものと信じています。

保護者の方々にも大変お世話になりました。本大会に際しては、諫早開催ということで、連日早朝より佐世保より通ってくださいました。

常日頃より剣道部の活動には会長の中村さんをはじめ、みなさんが全面的にご協力くださいました。おかげであちこちに練習試合に行ったり、試合ではたくさんの応援をいただきました。私のやりやすいような環境を作ってくださりました。大変感謝しています。

保護者の方々のご尽力あって、現在の部員数となったり、生徒の実績も上がってきたものと思っています。

本当にありがとうございました。子どもたちは引退となりますが、佐北剣道部、そして私達と保護者の方々との縁はこれからもずっと続いていくものと思います。今後ともご支援のほどよろしくお願いします。