第33回九州高等学校選抜剣道大会の結果

結果報告が遅くなりました。

平成29年2月11日、沖縄県立武道館において第33回九州高等学校選抜剣道大会が行われました。

佐世保北剣道部は男子団体と男子個人に出場しました。本校の結果です。

男子団体
予選リーグ
対 鹿児島商業2-1
対 三重総合  2-5
九州学院 0-5 予選リーグ敗退

予選リーグは九州学院、鹿児島商業、三重総合との対戦となりました。予選から非常に厳しいパートに入ることとなりました。

しかも、今大会前に、九州選抜出場を決めた県新人戦のメンバー2人と、今大会事前に登録していた補欠の選手が怪我のために選手変更を余儀なくされたことも重なり、戦前から苦戦が予想されました。

初戦、相手は鹿児島県3位、先の初國杯で優勝した鹿児島商業高校でした。(その時佐北は準々決勝で対戦し、1-2で敗れベスト8)一進一退の攻防が続きましたが、個々人がそれぞれの役割を果たし、2-1でなんとか勝利することができました。

第2戦、大分県4位の三重総合高校に2-5で敗退し、1勝1敗の状態で1日目を終えました。

2日目の相手は全国優勝の常連校九州学院。本大会は4校中1位の学校しか予選突破することができません。九州学院と鹿児島商業は引き分けていたので、九州学院に勝つことができたならば、決勝トーナメント進出の可能性が出てくるという、望みを持って2日目を迎えました。

実際対戦してみると、全てにおいて相手が上でした。結果0-5で敗れ、予選リーグ敗退という結果で終わりました。予選1位で通過した九州学院はその後も危なげなく勝ち上がり、優勝を収めました。
せっかく鹿児島商業に勝利することができただけに、何とかその勝ちをその後の戦いに活かしたかったのですが。また二人が出場していたらどういった展開になっていたのかと思うと悔しくてなりません。

男子個人
1回戦
藤田 対田村(阿蘇中央) ーコ
大島 対川原(敬徳)メー

2回戦
大島 対堀之内(樟南)メドー

3回戦
大島 対武蔵(明豊) ード

個人戦、初戦で佐賀の2位の選手を降し、いい調子で勝ち上がっていった主将の大島がベスト8をかけて、大分県1位の選手と対戦しました。序盤に大島が放った面に一本が上がるなど、この勢いでと思っていましたが、延長となり、連戦の疲れで、足が止まったところの引き技を打たれ、惜しくもベスト16で終わりました。その後相手は順調に勝ち上がり2位となっただけに悔いの残る結果となりました。

藤田は初戦、序盤に一本を奪われ、積極的に取り返しにかかりましたが、有効打を奪うことができず、一本負けを喫しました。

団体、個人ともに課題残る試合となりました。ただ今の自分たちの立ち位置を知ることができたのではないかと思います。

このままでは終われません。今回の反省をもとに、日々の稽古に今まで以上に励み、春休みに控える各種錬成会でしっかり結果を残し、春季戦、そして高総体につないでいきたいと思います。

OBの先輩方、保護者会をはじめ、多くの方々のご尽力のおかげで今回沖縄での開催ではありましたが、男子部員全てが試合、応援に参加することができました。

結果、チーム一丸となって臨むことができ、今後につなげていくことができそうです。九州トップレベルの試合を目の当たりにして、今回は応援だったメンバーも次こそは自分が選手として出場すると気持ちを固めたものと思います。

生徒は本日から試験休みとなります。今まで試合に向けて取り組んできただけに、学習にしっかり励んでほしいと思います。なお、稽古再開は22日からです。

応援ありがとうございました。今後ともご支援の程よろしくお願いいたします。