小学校錬成会

25日(日)の午前は、黒髪小で行われた小学生の錬成会に顔を出させていただきました。

市内はもとより、長崎市大村市雲仙市などから、高学年・低学年それぞれのチームが集まり、たくさんの試合をすることができていました。

県北地区の子供たち、みんなよく頑張っていました。

中学校では少し他地区に押されている感がある佐世保地区(といいながら県新人戦では男女とも中里中が3位と頑張ってくれましたが)、このような錬成会で力をつけ、中学校でも頑張ってほしいと思いつつ、その中から、佐北への進学を希望する子供たちが増えてくれたらなと思ってみていました。

このような錬成会は中学・高校ではよくやっていますが、小学生は珍しいことです。

競技力向上はもちろん、剣道の普及など非常に意義のあるものではないかと思っています。

子供たちが「剣道を頑張ろう!」と思うモチベーションの一つに「試合で一本取る!」「試合で勝つ!」ということがあると思います。

大会は多く開催されていますが、ほとんどがトーナメントで、1回負けたらそれでおしまい。相手に恵まれればよいですが、1発目から強いところにあたるとなかなか勝ちあがることが難しく、「試合慣れ」なんかはなかなかできないと思います。

こういった錬成会なら、勝っても負けても次の試合が組んであり、その中で「一本とった、とられた」で、低学年でも少しずつ「試合のコツ」や「試合勘」を身につけていくことができます。

そういった中で、自分に自信が持てるようになってくると思います。

それに加え、試合だけでなく、他チームとの交流の場となり、顔見知りが増え、大きな大会でも物怖じすることがなくなっていくようです。

試合がすべてではないと思いますが、「いい試合ができる」ことは、大きな「剣道を頑張ろうと思う原動力、続けようと思う原動力」になると思います。

前回は天神小学校で同じような錬成会が行われたようです。佐北剣道部としても今後何かできることはないか考えていきたいと思います。

今回、こういった機会をつくってくれた黒少剣の先生方をはじめ、保護者のみなさんありがとうございました。

頑張っている県北地区の子供たちを見て、元気をもらった私でした。