第42回明社協大会

12月6日、長崎県立総合体育館において、第42回長崎県少年武道大会が行われました。

長崎全県下より各郡市の代表が集い行われる本大会、今年は52チームで争われました。

昨年度は県新人戦優勝、県中総体3位の3年生4名を中心としたメンバーで出場したこともあり、第2位の成績でした。

今年は、昨年度出場したものは一人しかのこっておらず、また県新人戦は予選敗退、県中総体は市中総体で敗れ、出場できなかったメンバーでした。

本校は中高一貫校で、中体連後も引退することなく、稽古に励むことができます。中3は1・2年生の稽古をサポートしてくれながら、自分たちの剣も磨いてきました。

彼らにとっては中学最後の公式戦となるこの大会、今まで味わってきた悔しさを払うべく、試合に臨みました。

私は高校の練習試合が入っており、残念ながら見に行くことができませんでした。みんなの試合はビデオで見せてもらいました。

3年生男子2名、3年女子1名、来週の県新人戦ではチームの核となる2年生2人で編成しました。

初戦から大差をつけて勝つということはそうないものの、一人がとった一本を粘り強く守り切るという、佐北らしい戦い方で、準決勝進出を果たしました。

準決勝も今までの戦い同様、とられても、取り返す。大将戦も先に一本許すも取り返し、代表戦となりました。

代表戦では惜しくも敗れましたが、3位の結果は、本当によく頑張ったと思います。

残念ながら出場できず、補員として参加した3年生二人の一生懸命応援してくれている姿がビデオにしっかりと映っていました。彼らの思いが伝わったのでしょう。

この学年は男子4名、女子1名、その中には中学から剣道を始めた生徒が2人おり、昨年のチームと何かと比較されることも多く、大変だったと思います。

この代のキャプテンは中学から始めた生徒が務めました。昨日の試合にも出場し、準決勝では見事な面を奪い、次につないでくれました。

みんなが気持ちを一つにして取り組んできた成果を最後に出すことができ、本当によかったとおもいます。

私たちも小中学生の時に出場していたこの伝統ある大会で、2大会連続ベスト4入り。他のチームを見ても、中3の子たちもそれなりに出場しており、レベルも高くあっただけに、この結果は立派だと思います。
次は高校の舞台ででも頑張って欲しいと思います。

先月の高校の県新人戦2位に続き、中学生も頑張っているんだという姿を見せてくれました。

次は今週末の県新人戦です。この勢いでぜひ予選を突破し、中学も九州大会出場を果たすことができるように頑張ってほしいと思います。

早朝より、長崎まで応援、引率いただいた保護者の方々、ありがとうございました。

長崎県剣道連盟のHPに早速結果も写真入りでUPされています。ご覧になってください。