ライオンズ旗争奪剣道大会

4月29日(水)県立武道館において第40回ライオンズ旗争奪剣道大会が行われました。

本校の結果です。

中学団体 準優勝

2年男子 優勝 大島侑之助(4連覇)
3年女子 優勝 橋口未晴

団体戦では、諫早付属中から転校してきた山口をメンバーに加え、気持ち新たに試合に臨みました。

初戦から、佐世保市屈指の伝統道場のAチームと対戦。厳しい戦いになることが予想されていました。

先鋒古賀は気合十分、攻めの気持ちを貫き、2本勝ち。幸先いいスタートを切りました。次鋒山口は伸びのあるいい技を出していましたが、打ち終わりを打たれて1本負け。中堅、主将の前川、最終学年となり、技にますます磨きをかけています。相手チームのポイントゲッターを相手に気迫あふれる試合を見せて、一本を奪い、そのまま逃げ切りました。
副将、大川、中堅前川と同様、中学から剣道を始めた生徒です。相手は積極的に一本を取りに来ますが、持ち前のリーチと目のよさを活かし、相手の猛攻をうまくしのぎ、引き分け。
大将が2本奪われない限りチームは勝ちとなります。大島も3年男子の準優勝者を相手に一本も与えることなく引き分け。なんとか勝つことができました。

以降、持ちつ持たれつの精神で決勝まで勝ち上がりました。

決勝は敗れはしたものの昨年の記録と並ぶ2位になることができました。

個人戦でも入賞したもの、途中で敗れたものそれぞれでしたが、誰もが粘り強く戦っていました。特に2年の横田は3位になった選手を相手に長い時間延長戦を戦っていました。ひょっとしたらというのを感じさせるぐらいの技もでていました。

応援に来てくださった保護者の話では、私は毎日彼らを見ているので、なかなかわかりませんが、「久しぶりに彼らの試合を見て、随分力がついていた」とのことでした。

ただこれに満足することなく、市の中総体に向けて、気持ちをより引き締めていかなければなりません。

あとはチームとして、そして部としての総合力を高めていくことに尽きると思います。チームの中での選手争いも激しくなってきました。最後の大会に向け、3年生がきっと奮起してくれるものと信じています。今大会の躍進も中3の安定した戦いぶりのおかげでした。

応援にきていただいた保護者の皆さん、ありがとうございました。

今年も高校生が練習試合を終えて、応援に駆けつけてくれました。中学生は、先輩達が来てくれるのをたいへんありがたく思っているようです。たくさんの応援を背にのびのびと試合をしてくれました。これも中高一環の強みでしょう。

ゴールデンウィーク、中高共に練習試合を計画的に組むことができました。1日1日を大切に送って、きっちり力をつけていきたいと思います。