6月25日

しばらく更新が滞っていました。

現在高校生は27日(木)からの第2回考査に向けて、試験勉強を頑張っているところだと思います。

中学生は先週で考査を終え、7月28日に諫早市森山町で行われる県大会に向けて稽古に励んでいます。

昨日、今まで中学校で部としてまとまった活動ができないということで、道場の稽古がない月・水・金に、本校の稽古に参加していたG中のI田さんが、中学校での部活動に一区切りをつけるということで、最後の稽古に来てくれました。この場を借りて昨日の様子と、彼女の頑張りについて紹介させてもらいたいと思います。

先の市中総体では女子個人で3位入賞を果たしたものの、佐世保市の個人の出場枠は2人のため、惜しくも県大会出場は逃しましたが、気迫のこもった非常にいい試合をしていました。団体戦には人数が揃わず出場できなかったこともあり、最後の個人戦にかける思いは、これぞ最終学年の試合ぷりだったと思います。

生徒会に所属し、学校生活でも非常に頑張っていた彼女だけに、本校での部活動の両立は大変だったと思います。

そうやった彼女の頑張りは、我が中高の生徒達もずいぶんいい影響を受けました。

こうやって本校が中高一緒に力を合わせ、日々の稽古に励むことができるようになったのも、彼女の頑張りがあるものと思っています。

彼女はよく高校の試合会場にも応援に来てくれていました。女子はもちろん、男子もきっと喜んでいたはずです。

北中生に対しても、特に、中学から始めた女子部員とも試合会場などで仲良くしてくれていました。素直で明るい性格の彼女は男女を問わず高校の先輩達からも可愛がられていました。

彼女からの言葉の前に、高校の男女、中学の男女部員から感謝とお礼の言葉を伝えました。みんな彼女の頑張りを評価し、また、ねぎらいの言葉をかけていました。「いつでもまた稽古に顔を出してほしい」という部員の言葉も、彼女とまたいつか一緒に剣を交えたいという気持ちの表れだと思います。

頑張り屋の彼女です。きっと受験勉強にも粘り強く取り組み、自身の進路を切り拓いていくものと思います。

2年と少しの時間でしたが、本当によく頑張ってくれました。これからも体に留意し、次のステージでまた元気な姿を見せてほしいと思います。またいつでも元気な顔を見せにきてください。ありがとうございました。

中学生には、こうして中総体の結果で、もう中学校単位の活動ができない生徒達がいるということ(引退を余儀なくされた生徒がいるということ)、その人たちのためにも佐世保市の代表として1つでも多く勝つことができるように頑張らなければならないということを伝えました。
北中の生徒達も色々な人たちの思いを胸にこれからも頑張ってくれるものと思います。

彼女と入れ替わるかの如く、中学校で部として活動ができないということで、G中の後輩2名が昨日から稽古に参加してくれるようになりました。

剣道の良さには、年齢、性別問わず出来るということがあります。これからも多くの人数で、色々な剣風の中で切磋琢磨しながらやっていきたいと思っています。

今週末から、中学生は県大会に向け、練習試合を重ねていこうと思います。日曜日は烏帽子の青少年の天地の体育館で行われる、黒髪少年主催の錬成会に午後から参加予定です。(午前中は数学・算数コンクール)

来週2日には組み合わせが分かるということで、それ以降は組み合わせを見て、いろいろなところに試合をお願いにまわろうと思っています。どうぞよろしくお願いします。