明社協大会

昨日、北中生が県立総合体育館で行われた明社協大会に出場しました。

市の新人戦で敗れ、県大会に出場できなかったこともあり、この大会でどれだけ戦うことができるか、一つの目標としてきました。

結果は1回戦、愛野中学校と対戦し、1-4で敗れました。

試合内容については、保護者の方々は早朝から応援に来ていただき観戦いただいていたので、お分かりかと思います。

それぞれが一本に泣かされた感がありました。相手は着実にここというところを一本にしてきました。うちには一本を確実にものにできる力はおろか、その一本につながる場面を作り出す力がまだまだ備わっていないようです。

なにより「何が何でも勝ってやる」とか、「気迫だけでは負けない」といった技術うんぬんではなく、気持ちで押し切るような強さに欠けていることを痛感させられました。

生徒達は学業との両立を目指しながら、日々の稽古や学校生活を送っています。その取り組みを見ると本当によく頑張っていると思います。ただ、頑張っている自分達に満足してしまっていたり、もっとどん欲にやっていいところなのに、「これぐらいでいいだろう」と自分達で限界を作ってしまっているところがあるのかもしれません。

本人たちも今回の試合は思うところがあるようで、今まで以上に、それぞれで話し合ったり、個人個人で考えたりしたようです。

せっかくなので、昨日出場した選手だけでなく、部員みんなで今後の稽古の取り組みに向けて、話し合う場を設定したいと思っています。
 
今回、残念ながら早い時間帯で負けたこともあり、試合後時間が多くとれました。おかげで保護者の方々といつも以上に話をすることができました。

他校の選手の体つきと比較すると、全体的にうちのメンバーは小ぶりです。「食事」についても、それぞれがしっかり食べて、体をつくっていくように家庭での協力をお願いしたところです。

さっそく今週末、稽古後にみんなでバイキングにでもいって、しっかり食べるようにしようという計画を立てました。

食事の取り方如何で、競技での成績向上につながることはご存じかとは思います。幸いにも来週12日(水)に食事に関する講演会が本校で開催されます。今一度私も勉強したいと思っています。

上記のとおり、今回の試合は、私自身も、指導者として考えさせられるところがたくさんあり、今後の指針について、まとめているところです。

この冬、より充実した稽古を送ることができるように、生徒達の頑張りが「結果」にしっかりと結びついていくように私自身が率先して頑張っていきたいと思います。